◆Igo 天元戦とは?
天元戦は、新聞三社連合(スポンサー)主催の国内棋戦で、囲碁七大棋戦のタイトルの1つに数えられる。
棋戦の参加資格は、プロ棋士であることが条件で、
優勝すれば天元位、タイトルホルダーとなる。
名前の由来について
碁盤の真ん中の星のことを、天元と呼称します。
◆Igo 天元戦の挑戦手合いについて
囲碁の棋戦は、予選、本戦、リーグやトーナメントにより、1年を通じて争われます。
※予選から挑戦手合いまで時間がかかるため、
タイトル戦の裏で、もう次の予選がはじまったりしています。
天元戦のスケジュール
天元戦の挑戦手合いは、10〜12月(予選は前年の2月より)
天元戦の挑戦手合いは、五番勝負の1日制。
※5戦(第1局、第2局、第3局、第4局、第5局)
どちらかが先に3勝すれば、そこで終わりです。
タイトル防衛か奪取かが決定します。
棋戦年間スケジュール概要(日本棋院)
http://www.nihonkiin.or.jp/match/schedule.html
※詳しい、タイトル戦の日程や対局場は、スポンサーサイトをご確認ください。
天元戦について |
スポンサー | 賞金額 | 挑戦手合い | 何時から? | リーグなど | 出場資格 |
新聞三社連合 | 1,400万円 | 五番勝負 | 1日制 | 1975年〜 | 28+αトーナメント | 全プロ棋士 |
※賞金は平成28年12月時点のもの。
七大タイトルの序列は、伝統や格式ではなく、賞金額で決まります。
このため、賞金額などの変更があると、
七大タイトルの序列変更が生じる場合があります。
※天元戦の設立日ですが、日本棋院内ページにおいて、
1974年とするページと、1975年とするページがあり、統一表記されていません。
◆Igo 挑戦者の決定方法
天元戦はトーナメント形式で挑戦者が選出されます。
予選B・C→予選A→最終予選を勝ち上がって、はじめて本戦に上がれます。
本戦トーナメントで優勝すれば挑戦者です。
※天元戦にリーグはありません。
◆Igo 天元戦の棋譜や速報
天元戦の棋譜については、スポンサーの新聞三社連合に権利があるため、
以下のサイトを閲覧ください。
天元戦中継TOP
http://tengen.live-go.net/
※挑戦手合いの結果、速報のほか、ライブ生中継、
棋譜の再生、再現動画、解説などが見られます。
※棋譜の再生には大抵、ソフトのダウンロード(無料)が必要なのですが、
天元戦に限っては、
ソフトをダウンロードせずとも棋譜が見られます!
◆Igo 2chの天元戦スレッド他
天元戦総合スレッド
Part11
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gamestones/1477478761/
※七大棋戦(棋聖、名人、本因坊、碁聖、王座、天元、碁聖、十段)
この全てを一回以上保持する事をグランドスラムと呼びます。
※三大棋戦(棋聖・名人・本因坊)
この3つを同時に保持することを、大三冠と呼びます。
※まずあり得ませんが七大タイトルを独占すると七冠となります。
史上初の達成者は、井山裕太七冠です。
※タイトルを5連覇、または通算10期以上獲得した場合。
名誉棋聖、名誉名人、名誉本因坊、名誉王座、名誉天元、名誉碁聖、名誉十段
その棋士は、引退後または60歳以降に名誉称号を名乗ることができます。
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囲碁戦記