◆Igo マネ碁 白番が真似をしてきた!
マネ碁は、黒番初手で天元を打って、白の手を点対称に打っていく、
これが一番有名、よくあるマネ碁の形ですが・・・
白番で天元に打たず、相手の手を真似し続けるというマネ碁も当然あります。
この白番マネ碁は、黒番が天元に打てばすぐに終わります。
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黒としては、
マネ碁を回避する天元に打つ手が好手になる ように打てば、
確実に優勢を築くことが出来ます。
黒の打ち方が下手くそで、天元に打った手が働かなかったり、
悪手化するようですと、白が優勢となります。
※図は実戦例:私が黒です。
◆Igo シチョウ当たりを利用したマネ碁潰し
初心者でも簡単にできるマネ碁潰しとして、シチョウ当たりが挙げられます。
この方法が最もシンプル、相手が回避してきても打てるのでおすすめ。
上ツケしよう!
通常の定石などによくある手で、隅を大きく確保する場合などに打たれる手です。
今回は、シチョウの形を作るためにツケていきます。
※下ツケからでも何でも、シチョウを作れるなら何でもあり。
◆Igo 天元でぶつかるシチョウを作ろう
前図より、白はずっと黒のいいなり。
黒はずっと主導権を握れてて楽に打ててます(白は反発すべき)
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黒11、黒13に白がそのままマネしてくれば、黒15でシチョウ完成です。
これが最も
シンプルなマネ碁潰しの形。
ここで、白はマネ碁を続けると良くない。
すぐに真似をやめるべきです。
黒は、無理にシチョウ作りに行ってて、石の効率が悪い。
ここで
白はマネ碁をやめることで、優勢を作ることができる。
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白がマネ碁を続けてしまった・・・
白16の手は悪手、黒17の手を真似するともう先がない。
まだ間に合う、
白は今すぐマネ碁をやめるんだ!
◆Igo 主導権を握らなかった末路
白はマネ碁をやめる、助かるチャンスが何度もあったのに、
引き下がれないところまで行ってしまいました・・・
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もう、この先が見えてきたんじゃないでしょうか・・・?
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黒はしっかり繋がった。
白はマネすると全部死んでしまう。
もうマネ碁を続けることが出来なくなりましたね・・・
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白50と真似したら、黒51で左上の白が全部抜かれます。
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実戦では、白50でアタリを打って白は全取られを回避。
しかし、これでマネ碁としては完全崩壊。
黒53まで来ると、もう黒がちょっといいですね。
◆Igo もっとマシなマネ碁潰しを
上記の例は、マネ碁潰しの基本形となります。
しかしながら、白がマネ碁を回避して優位を築くチャンスが何度もあります。
白が優位を築くチャンスを全く与えないよう、
いろいろと工夫して、完全で完璧なマネ碁潰しを確立しましょう!
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囲碁戦記