◆Igo 碁盤と石について
19路盤、黒石181個、白石180個を使ったゲームです。
古い時代において、囲碁は17路盤だったそうですが、今は19路盤が主流。
囲碁クエストで9路盤や13路盤、そのほか練習で6路盤が使われることが多いです。
囲碁用品の一覧 |
碁盤セット | 碁盤(19路 or 13路 or 9路 or 6路盤)
黒石181個・白石180個(19路盤の場合)
碁笥2つ(碁石を入れる入れ物) |
対局台 | 囲碁の台、碁盤の下に置く台なのだが、
使われているところを見た覚えがない。 |
脇息 | タイトル戦などでよく見る肘掛。 |
※このほか、対局時計(デジタル、アナログ)、解説用大盤、解説用スタンドなどがあります。
◆Igo 碁盤の大きさについて
現在では、主に以下の4サイズの盤が使われています。

左の画像から順に、9星19路盤・5星13路盤・1星9路盤・6路盤。
※このほか、5路盤、15路盤、17路盤、21路盤などがありますが、まず使われません。
5路盤は、初心者用に使用される最小サイズの盤。
15路盤は、囲碁ではなく連珠で使われる盤のサイズとなります。
17路盤は、チベット碁のほか、昔の時代に使われていた碁盤のサイズです。
21路盤は、奇数サイズで19路の1つ上の大きさ、
コンピューターが人間よりも強くなったら、盤の大きさが21路になるとか一部で言われていましたが、
ディープラーニングが生まれた今、碁盤サイズが大きくなっても、人間にアドバンテージはありません。
※19路盤は19×19=盤面361箇所打つ場所がある。
21路盤では、打つ場所が盤面441箇所になるため、読まなければならない変化が増大する。
総当たりやモンテカルロ法だけなら、これで対応できただろう。
◆Igo 碁盤の材質について
碁盤は、使用される木材材質のほか、碁盤の厚さによってランクが変わります。
一番安くて使い勝手がいいのは、マグネット製でしょうか。
足のない卓上碁盤でも高いものは高いですが、ホントの高級品は、
本カヤの足付きです。
碁盤の厚さについて
碁盤の厚さは号数を見ればわかります。
薄いものは号数が低く、碁盤が厚くなるほど号数が大きくなります。
碁盤の材質
碁盤は本カヤが一番の高級品、本桂と新カヤはどちらがいいのか難しい。
ヒカルの碁によると、新カヤはかなり良いみたいですね。
◆Igo 黒石と白石の材質のついて
白は膨張色のため、黒石は白石よりも僅かながら大きいものになっています。
石は厚さがある物ほど高級品です。
高級品について
白石は、ハマグリから作られるのに対し、黒石(那智黒石)は、粘板岩から作られます。
このため、同じ石1個でもコストはまったく違います。
黒石は白石のオマケのようなものです。
この他、碁石を入れる碁笥にもランクがあります。
碁石の厚さについて
碁石の厚さは号数を見ればわかります。
薄いものは号数が低い。厚いものほど、号数が大きくなります。
松竹梅(厚めのものが松、通常が竹、薄いものが梅)
厚いものの方が高級なのですが、石が厚いと指しにくいといった問題があります。
碁石の材質
碁石は、ハマグリ製が一番の高級品です。
とくに
雪印という表記があるものが美しい。
高級品の黒石に関しては、本那智黒石付などと表記されていることが多く。
那智黒石以外の場合には、ほとんど何の記載もないことがほとんど・・・
安物の碁石は、硬質ガラスやプラスチックなどで作られます。
碁笥の材質
石を入れる碁笥、ほとんど目立たないような存在ですが、
高級品だと、恐ろしい値段がしたりします。
ランクとしてはこんな感じです。
島桑や黒柿 > 紫檀や黒檀 > 栗 > 樹脂やプラスチック
◆Igo 囲碁用品、碁盤・碁石の値段
マグネットの量産品が安くてお手頃です。
2,000〜3,000円出せば19路サイズの碁盤、碁石が買えます。
高級品の値段
70号クラスの本カヤ碁盤100万円。
本蛤松クラスの雪印に本那智黒石付で10万円。
模様が綺麗な黒柿の碁笥が50万円。
高級品だと、最低限のセットで160万円超えちゃうんですね・・・
※もっと高いやつもあります。
こだわる人はこだわるんでしょうけど、
老後の楽しみでとか、そんな人くらいしか買いそうもないですね。
買うとしたら・・・
30号の新カヤ碁盤4万円。
20号だと見た目のバランス悪いし、号数が大きすぎると引っ越しの邪魔。
30号の本蛤碁石2万円。
実用品、打ちやすさ重視で薄め、雪印までは求めない。
30〜35号向けの欅碁笥2万円。
桑になると一気に値段が上がってしまう。そこそこの値段で綺麗そうな物。
若干オーバーOK、10万円に収まればいいかな?
ヒカルの碁の主人公みたいに足付きがいいだのじゃないですが、
私がもし買うとしたらこの位の選ぶでしょうか(実際いらないが)
TOPに戻る:
囲碁戦記