トーシロ囲碁戦記 棋譜・詰め碁・手筋・定石集

9路・13路・19路について、囲碁のド素人(トーシロ)が囲碁について語ります。序盤の石の方向性からヨセの計算、詰碁、手筋、定石の他、ソフト、私の打った棋譜から好手・悪手・手割り等を検討、どういう打ち方をすると効率がいいか見ていきます。

◆Igo 囲碁をはじめたばかりの方

囲碁を全く打ったことがない方が19路盤を使うというのは、あまり効率が良くない。 最終的には、19路盤に行きますが、初めての方にとっては、 盤面が広すぎ(自由すぎ)てどうしたら良いのか迷ったりするでしょう。 そういった初めての方向けの盤として、従来の9路盤のほか、 6路盤やポン碁(ポン抜き囲碁)が存在します。

◆Igo 6路盤とその他の碁盤について

はじめての方にお勧めなのが、この6路盤サイズの盤です。 囲碁は、線と線の交点に打つゲーム。 この盤では、6×6=36か所しか打つ場所がありません。 オセロや将棋よりも狭く、囲碁を覚えるのにはうってつけの大きさです。 そして、こちらが囲碁で主に使われるサイズの碁盤、 19×19=361の大きさがあります。 ルールも何もわからない状態で、こんなサイズの盤を渡されても困るってものですよね。 ※19路盤では、途中で飽きて、囲碁から離れてしまう方もいるみたいです。  ルールもわからず、このサイズの盤で打っていれば、そうなりますよね・・・

◆Igo ポン碁(ポン抜きゲーム)について

囲碁は、盤の交点に黒・白交互に打っていき地を争うゲームなのですが・・・、 はじめての方は、囲碁のルールを説明されても意味不明だと思います。 不明瞭な囲碁のルール 1.そもそも地(陣地)って何をもって地とするの? 2.生きてるって何? 二眼? 死んでいる石の地は地にならない? 3.隅の四目無条件死? セキ? なにそれ? 知らない子ですね? 4.着手禁止地点? コウって何? なんで一手待たなきゃいけないの? 5.シチョウだの、アタリ、アゲハマ、コミだの判りにくい用語が多すぎるんですよ! 6.そもそも、どこまで打ったらゲームが終わるんですか? 囲碁のルール、意味わかんね。なにこれ、糞ゲーじゃね? 囲碁は、ルールの理解自体に対し、一定の棋力が要求されるゲームです。 このため、敷居が高いと思われがち・・・ そこで登場するのが、ポン碁。 囲碁の一部のルールが採用されていて、囲碁に慣れ、親しみやすくなっています。 ポン碁(ポン抜きゲーム)のルール 1.碁盤の線の交点に石を打つこと。 2.黒が先番で、黒、白交互に一手ずつ打つこと。 3.一度打った石は動かすことができない。 4.相手の石を囲った場合、抜くことができる(※) 5.先に相手の石を抜いたほうが勝者となる。 ※ポン碁のルールは、石を囲うって何?、抜くって何?の2点以外、  初めての方でもすぐに理解できるルールになっています。  相手の石を抜いた時点で勝敗が決するため、  コウといった概念について理解する必要もありません。  また、勝敗の基準がわかりやすく、終局判断やコミも不要です。 ※ルールの都合上、ポン碁は黒有利なものとなっています。
◆Igo 石を囲う、石を抜くとは?
相手の石を、自分の石で囲うと、盤上から取り去ることができます。 「一度打った石は動かすことができない。」というルールがありますが、 石を抜くのは、動かすという行為に該当しません。 石を抜く流れ 以下が石が取られる流れです。 周りを囲まれてしまうと、その石は取られてしまいます。 1.左上を見てもらえば判りますが、隅の石は簡単に取られてしまいます(2手) 2.右下の石は、取るために倍の手間がかかっています(4手) 3.一番息が長いのが黒2子の左下(5手) 以上から、端っこの線(1線)にある石は息が短い。 石が繋がっている場合は、息が長い。 相手の石を囲むと取れる。 この3点がご理解いただけると思います。
◆Igo 6路盤のメリット
囲碁の6路盤は、だいたい初手3の3のように打つことになるため、 初心者でもそこそこ安定した打ち方になる盤の大きさになっています。    ※6路盤は解析されきっていて、ゲームとして成り立ちませんが、  打ち方を覚えるという点においては、使い勝手がいい大きさです。 ※6路盤は黒が有利で、コミを付けるとしたら3目。 ※6路盤で白は、マネ碁をすることが出来ません。  黒は、簡単に対処することができます。 ※COSUMI(無料)を使えば、コンピューター相手に練習できます。  http://www.cosumi.net/play.html  選択できる大きさは5路盤〜となっています。  小さい大きさで囲碁になれて、どんどん大きい盤でも打てるようにしていきましょう。 ※日本棋院の石取りゲームマシーン。  私のPCでは動きませんでしたが、ポン碁特化の囲碁ソフトがあるようです。 TOPに戻る:囲碁戦記
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